私はノートPCの修理屋ではなく“再生屋”です(^^)/

WindowsOSに見捨てられた『Windows11非対応PC』をお持ちではありませんか?自宅や会社で眠っている古いノートPC(2000~2017年)はございませんか?寿命半ばで廃棄される運命だったPC、愛着があって捨てるにも捨てられなかったPCを、軽量LinuxOSを活用して、軽快で快適なパソコンに蘇らせます!このサイトはパソコン初心者の方でも、無理なくインストールできる手順をご紹介します。ぜひこの魅力的なカスタマイズの世界を体験されて、古いPCに新しい命を吹き込み、快適なPCライフをお楽しみください!

Windows10とLinux Mintのデュアルブート化

<1>インストール


Linux Mint 22 Cinnamonが起動すると最初に出てくる画面です。そのまま放置しても構いませんが、「Start Linux Mint」が選択されていることを確認して、「Enter」キーを押します。


しばらくして現れた画面の左上にある「Install Linux Mint」アイコンをダブルクリックします。


「Welcome」が表示されたら、左側のメニューを一番下までスクロールして、「日本語」を選択します。英語表記が日本語表記になるので(Welcome→ようこそ)、「続ける」をクリック。


「キーボードレイアウト」が表示されます。左右両方のメニューで「Japanese」が選択されています。確認して、「続ける」をクリック。


「マルチメディアコーデック」が表示されます。「マルチメディアコーデックをインストール」左側のチェックボックスにチェックを入れて「続ける」をクリック。


Linux Mintをwindows Boot Managerとは別にインストール」を選択して、「続ける」をクリックします。
ここで間違って、下の「ディスクを削除して、Linux Mintをインストール」を選択してしまうと元々インストールされていたWindowsを削除されてしまいます。ご注意ください。


ここではパーティションサイズを決めます。左のファイルが元々インストールされているWindows10のパーティションです。右のLinux MintのファイルはこれからインストールするLinux Mintのパーティションです。ここでは、何も触らず「インストール」をクリックします。そして次に「ディスクへの変更を書き込み、継続しますか?」が表示されますので、「続ける」をクリックします。


「どこに住んでいますか?」が表示されます。地図の左下に「Tokyo」と表示されているのを確認して、「続ける」をクリック。※日本が居住地ならTokyoを選びます。


「あなたの情報を入力してください」が表示されます。以下の内容を入力します。

・あなたの名前:(例)USER
・コンピューターの名前:「USER」+「PC」が自動で表示される
・ユーザー名の入力:USER「あなたの名前」が自動で表示される
・パスワードの入力:ログインパスワードになります
・パスワードの確認:パスワードを再度入力

入力後、「自動的にログインする」にチェックを入れて、「続ける」をクリック。


そうするとインストールが始まるので、完了するまで待ちます。


インストールが完了すると、「インストールが完了しました」が表示されるので、「今すぐ再起動する」をクリック。


「Please remove the installation medium,then press ENTER:」と表示されます。インストールメディアのUSBを先に抜いてから、「ENTER」キーを押します。

 

<2>アップデート


「Linux Mintにようこそ」が表示されます。
①右下の「起動時にこのダイアログを表示」のチェックを外す
②「始めましょう!」をクリック


「アップデートマネージャーへようこそ」が表示されます。「OK」をクリック。


「近くのローカルミラーに切り替えますか?」が表示されます。「はい」をクリック。


『ソフトウェアソース』欄に、パスワード入力そして「認証する」をクリック。


【メイン】の横の欄をクリックすると、下の「ミラーを選択」の画面が表示されます。


日本の国旗の付いた上位のミラーを選択、そして「適用」をクリック。


今度は、下の【ベース】も同様の操作を行います。そうすると下の画像のように、【メイン】【ベース】共に日本のものが並びます。☟



「ここをクリックしてAPTキャッシュを更新します」をクリック。
完了したら、「×」ボタンで閉じる。


再度アップデートマネージャーが表示されますので、「アップデートをインストール」をクリックします。


「このアップグレードにより、追加の変更が行われます」の表示が出たら、「OK」をクリック。


「認証」の表示が出たら、パスワードを入力して、「認証する」をクリック。


「パッケージファイルをダウンロードしています」や「ソフトウェアをインストールしています」の表示が出たら、そのまま待ちます。


もし途中で「いくつかのパッケージをサーバーから取得できませんでした。これらのパッケージを無視してもよろしいですか?」の表示が出たら、「はい」をクリック。


「再起動が必要です」が表示されたら、「×」ボタンを押して閉じ、再起動をします。


「スタートメニュー」の「電源メニュー」をクリック。


「セッション」が表示されたら、「再起動」をクリック。

 

<3>日本語入力設定


画面左下のパネルの一番左にある「メニューボタン」(Linux Mintのロゴ)をクリックして、「設定」を選択します。右側の一覧を下にスクロールして「入力方法」をクリック。


「入力方式フレームワーク」が表示されたら、左側のメニューから「日本語」をクリック。


『ようこそ』から『こんにちは』に画面が変わり、日本語入力の設定手順が表示されます。「言語サポートのパッケージをインストールします」の右の「インストール」ボタンをクリック。


「追加ソフトウェアをインストールする必要があります」と表示されたら、「続行」をクリック。


「認証」画面が表示されたら、パスワードを入力して「認証する」をクリック。


「入力方式フレームワーク」の右の「なし▼」をクリックして、「Fcitx」を選択。そして「×」ボタンで押して「入力方式フレームワーク」を終了。


メニューボタンをクリックして、「セッションメニュー」を開く。


「セッション」が開いたら、「ログアウト」ボタンをクリック。


デスクトップ画面、右下のシステムトレイにキーボードマーク(Fcitxアプレット)が表示される。これを右クリックそして「設定」をクリック。


「入力メソッドの設定」が開きます。「キーボード-日本語」の下に「Mozc」が表示されていることを確認して、右上の「×」ボタンを押して閉じます。


メニューボタンの右側にある「ターミナル」アイコンをクリック。するとターミナルが起動します。


「半角/全角」キーを押すと、システムトレイのキーボードマークが【あ】のマークに切り替わります。試しに日本語を入力して、テーミナルに日本語が表示されたら、日本語の入力設定は終了です。最後に、Libreofficeで日本語入力と日本語表示がされるか確認します。


スタートメニューから「オフィス」をクリックして、右側の一覧から「LibreOffice Writer」選びクリック。


日本語で入力でき、日本語で表示されていればOKです!

お疲れ様でした(^^)/

 

<4>ファイアウォールの設定

ファイアウォール(Firewall)は、不正アクセスによるデータの改ざんや情報漏えいなどを防ぐ、セキュリティ対策では必須の機能です。

スタートボタンをクリックして、「設定」の中から「ファイヤーウォール設定ツール」を選択。


「認証」画面にパスワードを入力して、「認証する」をクリック。


「Status」をオンにします。


色が変わればOK。これで使用開始です。

 

<5>電源の切り方


スタートボタンをクリックして、「電源」のアイコンをクリックします。

シャットダウン」をクリックすると、電源は切れます。